皆さんこんにちは うーたろーです。
子どもが生まれたらやらないといけない手続きがたくさんありますよね。
皆さんはどんな手続きが必要かご存知でしょうか。
妊娠中にやらなきゃいけないことは母子手帳を貰った際に保健所の方から説明を受けたけど、出産後のことは詳しく知らないかも…!!
何を提出するの?いつまでに?どこへ?
よくよく考えたら分からないことばかりですね。
子どもが生まれると、その子のためにもやらないといけない手続きがたくさんあります。
今回は子どもが生まれたらやらないといけない手続きについて紹介していきますね。
パパでもママでもできる手続き
子どもが生まれたらまずは役所でできる手続きを済ませましょう。
パパでもママでもできますが、産後で体力を使ったママは安静にしていてください。
出生届
まずは子どもが生まれたことの届けを出しましょう。
出生届は、生まれてから14日以内に手続きしてくださいね。
子どもの名前をずっと悩んでて期日を過ぎてしまった!なんてことのないようにしないといけませんね!!
期限を過ぎると罰金があります。期間内でも早めに提出しておきましょう。
必要なもの
- 印鑑
※届出人のもので、朱肉を使用する印鑑に限る - 母子手帳
- 保険証
- 免許証などの身分証
出生届には病院で記入してもらう出生証明書欄があります。
届け先
母子手帳は退院するまで病院が預かっていることもあるので、ママが入院中の場合は確認してして貰っておきましょう。
出産日が大型連休中だと、役所によっては警備員室で手続きするところもあるみたい。
自分の住んでいる地域のWEBサイトを要チェックしなきゃね!!
児童手当
児童手当は、子どもが中学校を卒業するまで手当を受け取ることのできる育児費支援制度です
子どもの年齢 | 受給額 |
---|---|
0歳~3歳になるまで | 15,000円 |
3歳~小学生卒業まで ①第1子、第2子 ②第3子以降 | ①10,000円 ②15,000円 |
中学生卒業まで | 10,000円 |
受給される月は2月,6月,10月の年3回で、出産後申請した翌月分から受給できます。
申請の締め切りは月末です。
注意が必要なので、例えとして僕たちのパターンで説明します。
僕たちは4月下旬の出産予定となっています。
4月30日までに申請が済めば5月分を含めて受給できます。
しかし5月に入ってから申請すると6月分からの受給となり、ひと月分15,000円をもらい損ねてしまうわけです。
産後の慌ただしい時期ですが、児童手当はさかのぼっての申請ができません。
確実に手続きしましょうね。
必要なもの
- 児童手当特別給付認定請求書
- 申請者の健康保険証の写し
- 通帳など申請者名義の振込口座の分かるもの
- 申請者の印鑑
- 申請者とその配偶者のマイナンバーが分かる書類
- 免許証などの身分証
- 所得証明書
出生届をした足でそのまま児童手当の手続きを行うとスムーズです!
もう1つの注意点として、親の収入によっては受給できないことがあります。
下の表からパパかママのどちらかの収入で算出され、共働きでは収入の多い方が該当となります。
扶養親族等の数 | 所得額 | 収入額 |
---|---|---|
0人 | 622万円 | 833万3千円 |
1人 | 660万円 | 875万6千円 |
2人 | 698万円 | 917万8千円 |
3人 | 736万円 | 960万円 |
4人 | 774万円 | 1002万1千円 |
5人 | 812万円 | 1042万1千円 |
スマートフォンで閲覧の場合は左右にスクロールできます。
僕が申請する場合、あーちゃんは僕の扶養ではないので子どもだけが扶養です。
1人の行を見ることになりますね。
ちなみに限度額を超えている場合は特例給付として、1人につき月額5千円を受給できます。
健康保険証の取得
健康保険証は扶養に入れる親が健康保険か国民健康保険のどちらに加入しているかで手続き先が異なります。
加入内容 | 健康保険 | 国民健康保険 |
---|---|---|
加入者 | 会社員 | 自営業やフリーランス |
手続きの期限 | 1ヶ月健診まで | 産後14日以内 |
届け先 | 勤務先 | 住民票のある役所 |
スマートフォンで閲覧の場合は左右にスクロールできます。
どちらの健康保険かで特に気になるのは期日に違いがあること。
国民健康保険に加入している場合は産後14日以内と短いですね。
健康保険は1ヶ月健診までとなりますが、勤務先が保険証を取得するのにも2週間程度要することがあります。
1ヶ月健診の前に何か病気や怪我の可能性も考慮してなるべく早めが良いですね。
必要なもの
- 健康保険もしくは各種共済組合…勤務先によって異なるので、勤務先の窓口に要確認!
- 国民健康保険の場合…出生届(コピーでも可の場合もある)、母子手帳、届出人の印鑑
ママが勤務先にする手続き
高額医療費の助成
妊娠と出産は病気ではないので、医療費は基本的に全額負担です。
しかし、予期しないトラブルや帝王切開などの治療は健康保険の対象となります。
妊娠中のトラブルや帝王切開となればご自身の心配はもちろんですが、それにかかるお金も心配になりますよね。
高額医療費の対象となると、高額な治療にかかる1ヶ月の自己負担額を一定金額に抑えることができます。
ただでさえトラブルや帝王切開となれば心配が増えるので、こうやって保証されているのは安心だね!
あーちゃんが妊娠糖尿病で管理入院したことも対象になるかも!
必要なもの
- 申請書
- 病院の領収証
- 本人確認証
届け先
出産手当金
仕事を続けるママの産休中、給料の代わりに収入を援助してくれる制度です。
出産前42日(産休開始)~出産後56日(出産日当日)までを対象に、月給の2/3の手当が支給されます。
出産手当金や産休についてはこちらもご覧ください!
必要なもの
- 申請書
- 印鑑
- 健康保険証
- 母子手帳
- 事業主の証明書類
届け先
育児給付金
育児給付金は仕事を続けるワーママの家計をサポートする制度です。
支給額は育休開始から180日(6ヶ月)までは月給の67%、181日目からは50%休んだ分となっています。
振り込まれるのは毎月ではなく、2ヶ月分ずつです。
貯金の状況によっては注意が必要ですね!
出産手当金と産休同様、育休の記事もご覧くださいね。
その他の手続き
未熟児養育医療制度
赤ちゃんの身体の発育や機能が未熟な状態で生まれたケースに適応されます。
対象は医師が入院療育を必要と認めた赤ちゃんです。
例として、出生時の体重が2,000g以下の場合や、生活力が特に弱く、入院療育が必要な場合が該当します。
他にも黄疸が強かったり、体温が34度以下だと対象になるそうです。
必要なもの
- 申請書
- 診断書(療育医療意見書)
- 健康保険書
- 世帯調査書
- 源泉徴収票のコピー
- 自治体によって要不要が分かれます。
- 自営業の方は前年の確定申告のコピーを用意。
- 住民税の課税証明書
- 自治体によって要不要が分かれます。
届け先
乳幼児医療費助成
子どもが医療機関で診察や治療を受けたとき、その費用の一部もしくは全額を自治体が助成してくれる制度です。
1ヶ月健診前までに申請してください。
対象は住んでいる地域によって異なる場合があります。
出産前に住んでいる市区町村の助成内容や手続き内容をしっかり確認しておく必要がありますね。
必要なもの
- 届出人の印鑑
届け先
僕たちの住んでいる地域では、0~15歳までが対象となっていますね。
何があるか分からない子どもにかかる医療費が、無料になるかもしれないのは本当に助かる!
医療費控除(確定申告)
1年間に10万円を超える医療費がかかった時、もしくは所得金額が200万円未満の場合は所得金額の5%が、確定申告をすれば払った税金の一部を戻してくれる制度です。
会社員なら勤務先が年末調整で所得税の過不足を調整してくれます。
しかし、医療費に関する控除や住宅を購入した年の控除は、自分で申請しないと取り戻せません!
妊娠、出産でかかった医療費(出産育児一時金を差し引いた金額)も医療控除の対象です。
必要なもの
- 確定申告書
- 医療費の明細
- 領収証
届け先
確定申告の期間は毎年2月16日から3月15日までの1ヶ月間です。
ただし、給与所得者による医療費控除等の申告は、1月からでも受け付けてもらえます。
ここで注意したいのが医療費として認められるものと認められないものがあります!
例えばこのあたりは認められていますね。
- 妊娠定期健診費や通院にかかった交通費
- 医師が必要と認めたガーゼなどの購入費
- 出産(陣痛)時のタクシー代や駐車場代
妊娠検査薬代やマイカーで通院するときのガソリン代や駐車代、予防接種の費用などは原則医療費として認められません。
医療費控除の申告をすると所得税と住民税の課税所得額も低くなるのは嬉しい!!
ということは次の年度の住民税額・所得(税額)に応じて決まる保育料も下がる可能性があるね!!
さて、ここまでは仕事を続けるママにスポットを当ててました。
最後にお伝えする制度は、専業ママ、退職したママ、仕事継続ママ全ての方が対象です!
出産育児一時金
分娩費用の一部が所属する健康保険組合より給付される制度です。
現在は赤ちゃん1人あたり42万円を受給できます。
出産自体は医療保険の対象ではないけど、出産育児一時金で費用をまかなうことができますね!
期日は出産した翌日から2年間です。
- 出産時に一度全額立て替えてる→出産育児一時金の申請
- 直接支払制度→退院時に42万を差し引いた金額を支払えばOK
この2パターンありますが、これは産院によって違うので必ず確認しましょう!
出産費用をクレジットカードで支払うことのできる病院であれば、立て替えがおすすめです。
出産費用が42万円だとして還元率1%のクレジットカードであれば、4,200ポイントゲットできちゃいます。
私もこうしたかったけど、通院している病院が現金のみでした。
悔しい!!
必要なもの
一度立て替えて、後日申請をする場合
- 出産した本人の保険証
- 母子手帳
- 病院で交付される合意書(直接支払制度を利用しない合意書)・領収・明細書
- 世帯主の印鑑
- 世帯主の振込口座の分かるもの
届け先
直接支払制度を利用する場合
- 合意書
届け先
まとめ【出産後に必要な10の手続き】
以上が子どもが生まれたらやらなくてはいけない手続きになります!
こうしてみると結構な種類がありますよね。
赤ちゃんが生まれたら余裕がなく、色々な手続きが滞ってしまう可能性もあります。
そうならないためにも事前に準備し、住んでいる地域のwebサイトをよく読んで必要なものを準備しておくと良いですね!
先延ばしにしてしまうと申請を忘れてしまうこともあるから、こうして事前に調べておくと生まれた後に焦らなくて良いね!
勤務先で申請しなくてはいけないものは、分からなければ窓口に問い合わせて迅速に対応したいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント