- 子どものスマホデビュー、どんなルールを決めれば良いの?
- ルールを考えるときに気をつけることは?
- もしルールを破ったら即没収?
今や小学3年生で半分の子どもがスマホを持つ時代。
SNSやアプリでのトラブルが見えないところで起きてしまったり、動画やゲームにはまりすぎてしまったり。
パパママは心配になりますよね。
この記事では、子どもがスマホを持つときに決めておきたいルールについてご紹介します。
子どもがスマホを持つときのルールの決め方
子どもがスマホを持つときのルールの決め方を3つ紹介します。
スマホのルールを一方的に決めない
スマホを持つルールを決めるときに、親が一方的にルールを決めないようにしましょう。
親が一方的にルールを決めてしまうと、子どもが十分に理解しないままルールが決まることになります。
子どもにとってスマホは魅力的で、ずっと使っていたいものです。
勝手に決められたルールでは、守ることはできません。
きちんと話し合って、こういう理由だからこのルールなんだって伝えることが大切だね。
一緒にルールを決めるのは、親だけで決めるより手間はかかります。
ですが形だけのルールにならないようにするためには、この手間は惜しむのはNGです。
子どもときちんと話をしてルールを決めていきましょう。
子どもも親も納得したスマホルールを決める
子どもと話し、伝えてあればそのルールでOK、ではありません。
子どもも親も納得できるルールを決めるようにしましょう。
納得していなければ、一方的に決めたルールと変わりはありませんからね。
押し付けられたルールだと反発しちゃうよね。
スマホのルールは子どもが理解し、守って使うことが目的です。
では、お互いに納得できるルールはどう設ければ良いのか。
お互いの希望ややりたいことをきちんと出して、ちょうど良いポイントを探していきましょう。
たとえば、子どもと親からはこんな意見があったとします。
子どもの意見(スマホを持って何がしたいのか。)
- 友だちと連絡が取りたい
- アプリでゲームをしたい
- 写真が撮りたい
親の意見(どういうスマホのルールを決めたいのか。)
- スマホを使って良いのは21時まで
- 自分の部屋や食事中には使わない
- 課金が絡むときは必ず親へ相談する
子どもはスマホで自由に何かをしたい。
親はスマホの持ち方、使い方に制限をかけているという感じだね。
スマホで何かをすること自体は悪いことではないからね。
使い方さえ間違えなければ良いんだけど、子どもの判断力では心配なのでルールを設けたいと思うワケです。
お互いの考えが出たところで、お互いが納得できるルールまで落とし込むのです。
- 21時以降に必要なときは何のために使うのか報告し、寝るときは親に渡す
- 休日の日中は自室へ持ち込みOK
- どうしても課金するときは自分のお小遣いから
親も子どももちょっとずつ引いた感じだね!
これなら納得しやすいかも!
納得して決めたルールなら守ることが多くなります。
ルールを破ってしまったときにも、一緒に決めたことなので反省の気持ちが生まれやすいです。
スマホのルールは定期的に見直す
1度ルールを決めたのでそれでOK、ではありません。
使い始めてしばらくしたり、年齢を重ねていったりするごとに、一緒にルールを見直しましょう。
実際にスマホを渡してみることでルールがあまりにも厳しいと分かったり、逆に盲点が見つかることもありますよね。
年齢でいえば、小学生から中学生に、中学生から高校生に、成長すれば必要な制限も変わってきます。
一緒に決めたルールも、実際に使い始めてみないと分からないことだってあります。
臨機応変にルールを見直したいところです。
不便なスマホになっちゃったら仕方ないもんね。
成長のたびに、やりたいことがどう変わったのか。
まだルールを設けるべきなのか、などを一緒に相談しましょう。
子どもがスマホを持つときの親の心得
スマホのルールは子どもとの決め事です。
それとは別に、パパママに持っておいてほしい心得を3つ紹介します。
何のためにルールを作るのか
ルールを作る目的をよく理解しておきましょう。
ルールを守らせるためにルールを決めたわけではないですよね。
ルールがあることで、安全にスマホを使うことが目的のはずです。
何のためのルールかを忘れると、子どもに対して伝えたいことがあるときの趣旨がズレていってしまいます。
ルールの目的を忘れないようにしましょう。
子どもはルールを破ると考えよう
子どもはルールを破ってしまうことを前提としましょう。
性格の差はあるにしても、どこかでちょっとくらい良いかなと考えることがあるものです。
子どもがルールを破ることがあれば、どうしてルールを破ったのかを話し合い、修正していくようにしましょう。
ルールを破ったから即没収、では何の経験にもなりません。
ルールを破ること自体は悪いことかもしれませんが、それはいけないことだと認識させ、改善する気持ちが必要です。
子どもを信頼しよう
子どもが心配であれこれルールを決めたくなる気持ちは分かります。
でも何でもかんでも親が主体では、子ども自身が考える力がつきません。
親は本当に踏み入ってはいけないラインを超えないように管理する、くらいの方が子どもも頭を使います。
超えてはいけないラインの判断も難しいですが、そこは自分育て。
子どもの問題ばかりではないんです。
難しいことだけど、親である私たちも子どもの力を信頼したいね。
あれこれ言いたくなる気持ちをグッと抑えて、子どものことを信頼してみませんか?
まとめ – 子どもが持つスマホを持つときは、お互いが納得したルールを決めよう
スマホは魅力的なもので、大人でも依存して使ってしまうことがあります。
そんなスマホを、まだ判断力の弱いお子さんに持たせるのが不安になる気持ちもよく分かります。
ただあまりルールで縛りつけすぎると、考える力がどんどん失われていきます。
子どもを信頼することと親が守ってあげるべき部分をしっかり見定めて、親子で納得できるルールを一緒に作っていきましょうね。
最後にルールの決め方をおさらいしておきます。
- ルールは一方的に決めない
- 子どもも親も納得したルールを決める
- 決めたルールは定期的に見直す
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スマホを持たせるときのルールが決まって、ではどんなスマホにしようかな?と検討されているの方は参考にしてみてくださいね。
スマホはとても楽しく、とても便利なもの。
生活を良くするために上手く活用して、素敵な子育てライフを送ってください。
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